专利摘要:
本発明は、道路標識として、道路境界として、表示支柱として、又は、道路若しくは歩行者の通行に関連する同様のアプリケーション用として使われる反射器付きの支柱に関する。上記反射器付きの支柱は、少なくとも1つの光を生じる領域3をもつことを特徴とする、本体部2を有する。本発明によれば、当該光を生じる領域3は、有機発光ダイオード(OLED)4を有する。
公开号:JP2011509360A
申请号:JP2010541115
申请日:2008-12-17
公开日:2011-03-24
发明作者:ディルク ヘンテ;ヨゼフ;エイチ;エイ;エム ヤコブス
申请人:コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ;
IPC主号:E01F9-00
专利说明:

[0001] 本発明は、道路標識、道路境界、表示支柱、又は道路、若しくは歩行者の通行に関連する同様のアプリケーション用として使われる反射器付きの支柱に関する。当該反射器付きの支柱は、少なくとも光を生じる領域をもつことを特徴とする本体部を有する。]
背景技術

[0002] 通常これらの反射器付きの支柱は、ハイウェイに沿って、及び住宅地で使われている。これらの反射器付きの支柱のかなり多くのものが、道、ハイウェイ、又は歩行者用の歩道に沿って配置されている。支柱は互いに一定の距離で配置され、光を生じる領域が、再帰反射性をもつ領域として実現されている。これらの支柱は、道路を示し、ドライブの快適さを改善することを目的としている。再帰反射性領域の色は、車両の進行方向に応じて、又はハイウェイの左側又は右側に応じて異なっている可能性がある。住宅地で使われている通常の反射器付きの支柱は、赤色又は白色の再帰反射性の領域をもつことを特徴とする。]
発明が解決しようとする課題

[0003] この種の反射器付きの支柱の基本的な欠点は、再帰反射性がある領域として実現されている、光を生じる領域の受動的な性質である。すなわち、入射光が反射領域へ導かれた場合のみ、反射器は再光を反射する。車両が接近してくる場合は、車両のヘッドライトが再帰反射性領域を照らし、当該領域は車両の運転者に見える。しかし、いかなる光源も持たずに接近してくる歩行者は、反射器付きの支柱の存在に気づくことはない。通常の再帰反射性領域がもつ受動的な性質、というこの背景に対して、点灯する光源を有する、光を生じる領域が知られている。]
[0004] 米国特許公報US 4,668,120は、交通アプリケーション用の反射器要素を開示しており、当該要素は、ハイウェイに、又は代替的に、垂直壁に固定されることができる本体部を有する。この本体部内には、光を生じる領域が使用されており、この領域は、ハイウェイのトラフィックに向けて、所定の方向に光を反射することができる。この光を生じる領域内では、反射器付きの支柱によって能動的な光を発するために、光源が一体化されている。更にまた、すべての支柱に電力を供給するための何Kmにもわたるケーブルの架設を回避するために、バッテリ及び光発電システムが供されている。このように、反射器付きの支柱は、いかなる外部電源も無い自立したユニットとして実現される。光源は発光ダイオード(LED)として実現されるが、LEDは、残念なことに点状の光源である。LEDと反射器との組合せが反射領域であることを特徴とし、この組み合わせはキューブコーナーのアレイとして実現されることができ、このアレイ中にはLEDのマトリックスが集積されている。実際、従来技術では、再帰反射性のある要素と点灯光源との組合せが知られているが、しかし、残念なことに、複数のLEDは不均一な発光特性をもつことを特徴とする。この理由は、光の発光が多数の単独の点光源の集積によって実現されているからである。更にまた、反射領域はLEDの位置によって影響を受け、このことは、再帰反射性をもつ反射器の不均一な反射特性に至る。更にまた、多数のLEDが多くの電力を消費し、これは電気エネルギの供給に対する、より高い要求につながる。]
課題を解決するための手段

[0005] 本発明の目的は、上述の欠点を除去することである。特に、改善された再帰反射性の性質を、光の均一な正方形の発光部と組み合わせて、反射器付きの支柱に供することが本発明の目的である。]
[0006] この目的は、道路標識、道路境界、表示支柱、又は道路、若しくは歩行者の通行に関連する同様のアプリケーション用として使われるのに適した反射器付きの支柱によって達成され、当該反射器付きの支柱は、少なくとも一つの光を生じる領域をもつことを特徴とする本体部を有し、前記光を生じる領域が有機発光ダイオード(OLED)を有することを特徴とする。本発明の好ましい実施例が、従属請求項によって規定されている。]
[0007] 本発明は、光を生じる領域が有機発光ダイオード(OLED)を有することを開示している。]
[0008] OLEDは正方形をした発光器、又は電界発光器として実現され、全領域にわたって均一な光を発光する。有機発光ダイオードは、発光する電界発光層が有機化合物のフィルムから構成された発光ダイオードである。当該層は、曲げることができるか、又は、少なくとも可撓性がある、キャリア又は基板として実現される。したがって、OLEDは、反射器付きの支柱の本体部の表面のような、平坦ではない表面の表層に使用されることができる。]
[0009] OLEDの正方形の発光部に起因して、OLEDの外形寸法が、公共のトラフィックで使われる反射器付きの支柱の光を生じる領域の、予め定められた外形寸法に適応されてもよい。本発明の目的では、光を生じる領域が、OLEDの複合物が占める範囲を超えて再帰反射性の性質をもつことを特徴とする。]
[0010] 本発明の好ましい実施例として、OLEDが、OLEDと再帰反射性のある膜とを有した、再帰反射性のあるOLEDの複合物として実現されている。OLED及び再帰反射性のある膜の複合物の第1の実施例として、当該膜は、OLEDによって発された光に対して透明である。このように、膜がOLEDの表面に適用され、本体部の表面の一部である、光を生じる領域の外部表面を形成する。別の実施例によれば、光を生じる領域の外側表面としてOLEDを形成するために、再帰反射性の膜がOLEDの背後に使用されてもよい。この場合OLEDは、反射器へと導かれる入射光に対して、及び反射器からの再光に対して各々透明である。OLEDの基板は、透明なガラス基板、又はポリマー基板でもよい。加えてOLEDは、同様に透明に実現された、少なくとも2つの電極層をもつことを特徴とする。このように、OLEDは輝く要素にて実現されることができるが、それ自体、光を発することが可能である。再帰反射性の膜の方へ発された光は、車両のヘッドライトのような外部光源によって発された光と同様に反射される。したがって、本発明は、自ら輝く特性と組み合わせられた、再帰反射性の性質を備えた光を生じる領域を提案しており、再帰反射性のあるエリア及び自ら光るエリアの両方が、均一で、重ね合わされている。]
[0011] 本発明の別の実施例によれば、再帰反射性のあるOLEDは、特定の色をもつことを特徴とする。OLEDによって発された色は、再帰反射性の膜によって反射された色と一致する。公共のトラフィックにて使われている反射器付きの支柱は、光を生じる領域について特定の色の要件を満たさなければならない。この色は、異なる国では異なっていてもよい。知られている色は、赤色、緑色、オレンジ色、黄色、又は白色である。特定の要件をもつ色の次に、光を生じる領域の寸法が、法律によって必要とされる、種々異なる仕様を満たさねばならない。長所として、膜によって反射された色と、OLEDによって発された色とが同じ色の可能性がある一方、別の面では、OLEDによって発された色が、膜によって反射された色から逸脱する可能性がある。例えば、光を生じる領域をもつ反射器付きの支柱が受動的なトラフィックの支柱用に使われている場合、緑色を反射している当該支柱が、車両の運転者に事故又は例えば交通渋滞をアドバイスするために赤色を発してもよい。別のアプリケーションでは、歩行者が反射器付きの支柱の近くにいる場合、緑色の反射膜が、赤色が点灯している領域へと変化することができる。このように、歩行者が近くにいる、又はハイウェイ上にいることを、車両の運転者はアドバイスされる。これらのアプリケーションでは、膜によって反射された色と、OLEDよって発された色との間のバリエーションは、公共のトラフィックの安全性のために、意味があり、有益である。]
[0012] 別の好ましい実施例によれば、膜はOLEDに隣接して平行に配置されるが、当該膜は半透過性の特性をもつことを特徴とする。OLEDは光の出射側をもつことを特徴とし、OLEDによって生成された出射光は当該出射側を通過し、再帰反射性の膜は当該OLEDの当該出射側に積層されている。当該膜はポリマー箔から成るが、再帰反射性の性質が、種々異なる物理的な効果によって生成されることができる。]
[0013] 第1の再帰反射性効果によれば、再帰反射性のある膜は微小構造がある表面をもつことを特徴とする。この結果、表面で輝いている光線は、平行経路上を後方へと反射される。再帰反射性の膜は、3つの相互に垂直な平面を有する微小構造をもつ、どのような透明材料からも生成されることができる。この微小構造部は、いわゆるキャッツ・アイとして良く知られ、これはプラスチック成形又は高温エンボシングによって製造されることができる。このように、表面はキューブコーナーのアレイとして形成され、これは、膜の両面で再帰反射性の性質をもつことを特徴とする一方、膜の一方のみが当該アレイをもつことを特徴とする。当該膜は、再帰反射性をもつベース層上へ、カバー層によって平らに接着されることができる前面をもつことを特徴とする。接着エリアは、好ましくは透明である。前記層を接着することによって、当該膜は、環境的な衝撃に対して保護コーティングとなることを特徴とする。]
[0014] 前記キューブコーナーのアレイによって形成された表面が透明ではない場合、微小構造をもつ表面を再帰反射性の膜内に部分的に離散的な態様で形成することが意図される。膜内にある微小構造をもつ表面は、膜に隣接して配置されたOLEDによって発された光の透過を可能にするために、透明なエリアと交互している。微小構造をもつ表面エリアと透明なエリアとの間が交互することが、矩形のマトリックス状で、ストライプ状で、又は例えば円形の開口部にて、実現されることができる。この交互配置は、車両の運転者又は歩行者に対して、交互している外観を(見せることを)回避するために、小さな距離で実現される。OLEDと反射膜との複合物の別の改善の続編では、膜内にある微小構造をもつ表面によって覆われたOLEDのエリアは、OLEDの表面内にある暗いエリアとして実現されてもよい。したがって、OLEDのエネルギ消費は減じられ、複合物は、より少ないエネルギ損失を特徴とする。]
[0015] 別の実施例によれば、反射膜は、微小球体及び/又は微小構造をもつ要素を有する。再帰反射性の膜内に含まれている微小球体及び/又は微小構造をもつ要素は、微小球体によって生成された再帰反射性をもつ効果に至る。拡散効果に起因して、微小球体を有する膜の背後にあるOLEDによって生成された微小球体又は微小構造をもつ要素は、光の透過度を活性化する。光を透過する膜内にある微小球体又は微小構造をもつ要素が、透過された光の光学的な心合わせを行うので、光はより高い輝度で現れる。]
[0016] 好ましい実施例では、OLEDの出射側は、OLED自体の独立した再帰反射性の性質を供するために、より高い反射度の面を特徴とする電極層によって実現される。膜との組み合わせによって、再帰反射性の特性が、支援される。OLEDは、アルミニウム、又は例えばITO(インジウム-スズ-酸化物)から成る電極層をもつことを特徴とする。これらの電極層は、鏡のような高い反射率の層として実現されることができ、当該鏡効果は、OLEDの表面に積層された膜の再帰反射性の効果を支援する。]
[0017] 電力をOLEDに供給するために、本体部は電気蓄積デバイスを含んでいる。当該電気蓄積デバイスは、バッテリ、アキュムレータ及び/又はコンデンサとして実現されることができる。電気蓄積デバイスはOLEDに電気的に接続され、当該電気蓄積デバイスの容量は、OLEDを少なくとも一夜中、又は、例えば天気若しくは季節に依存して暗さが延長する期間の間に動作させれば十分である。最新のコンデンサは、高容量を特徴とし、これらはいわゆるスーパー・コンデンサとして知られている。]
[0018] 反射器付きの支柱の本体部は、通常内部スペースを備えた中空の胴体にて実現される。この内部スペースは、本体部の内壁に取り付けられる多くの電気部品を収容するのに十分な大きさである。]
[0019] 電気蓄積デバイスを充電するためのエネルギ源を供するために、光発電装置又は風力タービン装置が、本体部に使用される。最大の太陽輻射を達成するために、光発電装置を本体部の頂部に供することが好ましい。別の実施例によれば、複数の反射器付きの支柱が、太陽電池として実現された単一の光発電装置によってパワー供給されてもよい。各々第2番目の反射器付きの支柱、又は第4番目、若しくは第5番目の反射器付きの支柱に備えられた太陽電池は、電力を、隣接する反射器付きの支柱に電線を介して供給する。]
[0020] 本発明の更にもう一つの実施例は、 少なくとも発された光の色又は明るさを調節するために、少なくとも電気蓄積デバイスの充電を制御、及び/又はOLEDへの電力供給を制御するための制御ユニットが含まれている本体部を供する。OLED自体と同様に、制御ユニットは、光発電装置によってパワー供給される。制御ユニットは、反射器付きの支柱に特徴付けられた全機能範囲を制御するよう実現されることができる。このように、制御ユニットは、当該ユニットの近辺にある各電気デバイスへと電気的に接続されることを特徴とする。]
[0021] 好都合にも、本体部は、接近してくる車両及び/又は接近してくる通行人を検出するための近接センサを含む。当該近接センサは制御ユニットと対話し、接近してくる車両又は接近してくる通行人を検出した場合、制御ユニットがOLEDのスイッチを入れる。車両と通行人との間の距離が再び増大し、特定の距離に達したとき、制御ユニットはOLEDのスイッチを切る。この機能によって、車両又は歩行者が反射器付きの支柱の近くに、又は少なくとも複数の反射器付きの支柱の近くにいる場合にのみ、反射器付きの支柱のOLEDがスイッチを入れられる。したがって、OLEDが理由なく活性化されることはなく、エネルギ蓄積デバイスに蓄積されたエネルギが節約される。]
[0022] 更にもう1つの実施例によれば、本体部は、少なくとも1つの通信デバイス、特にRFID-通信デバイスをもつことを特徴とする。反射器付きの支柱の通信範囲内で、RFID-通信デバイスと相互に通信するために、車両又は歩行者がトランスポンダを具備している場合、RFID-通信デバイスを使用することによって、他の反射器付きの支柱に対する、車両に対する、又は歩行者に対する通信が可能である。実施例の別の改善の続編では、RFID-通信デバイスは、外部のサービス装置と通信することができる。このように、制御ユニットは、サービス・データを、RFID-通信デバイスを介して外部のサービス装置に送ることができ、当該外部サービス装置は、ハイウェイに沿ってドライブし、反射器付きの支柱から反射器付きの支柱へとデータを集めている、例えばサービス用車両内にインストールされることができる。これらのデータは、光発電装置による電気蓄積デバイスの状態、又は電源の状態に関する情報を含むことができる。一種の故障プロトコルにて記憶された、制御ユニットが既定する故障が起きた場合には、必要に応じて、サービスが、各反射器付きの支柱に対して行われる。]
[0023] 本発明においては、日中又は夜間を検知するための光センサも実装されており、当該光センサは、制御ユニットと一体化されているか、又は同ユニットに接続されている。光センサを用いることによって、暗さに関する情報が、暗さに応じてOLEDのスイッチを入れるために、制御ユニットに送られる。このように、OLEDは必要なときのみ活性化されることができ、日中のOLEDの活性化を回避する。]
[0024] 好都合にも、OLED 4は、双色のOLED 4、又は多色のOLED 4として実現され、当該OLED 4は、一方の側で少なくとも第1の色を発し、反対側で少なくとも第2の色を発する。OLEDの第1の側は、例えば頂部であり、第2の側は底部であるが、両方の側で、光が種々異なる色で発される。このように、トラフィックの必要性に応じて種々異なる色を発光するために、光を生じる領域が逆位置で使用されてもよい。例えば、赤色を発する側と白色を発する側とが実現されることができ、色は、領域のアクティブな(動作している)側によって規定されることができる。]
[0025] 更にもう一つの実施例によれば、制御ユニットはトラフィックの渋滞検知を行い、トラフィックの渋滞警告用のOLEDをもつことを特徴としており、当該トラフィックの渋滞警告用のOLEDは、トラフィックが渋滞している場合にアクティブにされる。この特徴によって、車両の運転者は事故の場合に警告されることができ、当該警告は、事故の場所の手前数m、又は数百mで行うので、事故の回避性が改善される。]
[0026] 本発明の目的の追加の詳細、追加の特徴、及び追加の長所が、従属請求項及びそれぞれの図に関する以下の説明で開示されている。これらの図は例示的な形態にて示されているに過ぎない。]
[0027] これらの図は本発明の好ましい実施例を示し、これらの実施例は添付の図に関連して説明されることであろう。]
図面の簡単な説明

[0028] 本発明の実施例を、例示的な形態で示し、反射器付きの支柱の本体部は、内部の特徴を視覚化するために、断面図化されている。
OLEDと、キューブコーナー・アレイの第1の方向をもつ膜とを有する、光を生じる領域の第1の実施例を示す。
OLEDと、キューブコーナー・アレイの第2の配列を有する膜とを有する、光を生じる領域の実施例を示す。
OLEDと、微小球体を有する再帰反射性の膜との複合物の実施例を示す。
OLEDと、デバイスの天井として使われる半透過性の箔を備えた再帰反射性のある膜とを有する複合物の実施例を示す。]
実施例

[0029] 図1に示された反射器付きの支柱が、本発明の実施例に相当している。当該反射器付きの支柱1は、道標識として、道路境界線として、表示支柱として、又は視線誘導標識として使われる。反射器付きの支柱1は、反射キャップとして実現されてもよく、当該キャップはハイウェイの舗道に挿入されることができ、又は、当該キャップは垂直面又は壁に固着されてもよい。反射器付きの支柱1は本体部2を有し、当該本体部2は、通常プラスチック成形によって製造される。本体部2は、内部空洞があることを特徴としており、空洞内には複数の部品が含まれている。本体部2の表面には、光を生じる領域3があり、当該領域は、本発明によれば、有機発光ダイオード(OLED)にて実現されており、再帰反射性のある膜との複合物である。光を生じる領域3の詳細構造が、図2以降に示されている。]
[0030] 本体部2の内部空洞内には、電気蓄積デバイス8が含まれており、当該デバイスは、バッテリ、アキュムレータ、又はコンデンサとして実現されることができる。このように、電気蓄積デバイス8は、バッテリの記号をもつことを特徴とし、光を生じる領域3と電線によって接続されている。電気蓄積デバイス8の隣に、制御ユニット10が、本体部2内に一体化されている。当該制御ユニット10は、全ての反射器付きの支柱1の機能を制御するよう実現されている。特に、制御ユニット10は、電気蓄積デバイス8の充電、又は光を生じる領域3の一部であるOLEDへの電力供給を制御している。制御ユニット10の隣に、近接センサ11及び通信デバイス12が、本体部2内に一体化されている。近接センサ11は、接近してくる車両又は接近してくる歩行者を検知することを目的としている。通信デバイス12は、他の反射器付きの支柱1と、又は車両と、歩行者と、又は外部のサービス装置と通信することを目的としており、当該デバイスは、RFID-装置との通信用のトランスポンダを有する。通信デバイス12は、2台の通信デバイスの間で複数の特定のデータを交換するのに適切なZIGBEE-プロトコルを介して通信するよう実現されることができる。本体部2の頂部に、光発電装置9が使用されている。光発電装置9は、それぞれ制御ユニット10の制御下で電気蓄積デバイス8を充電することを目的とし、又は光を生じる領域3を電線の直接接続によって操作することを目的とする。光発電装置9は、光発電素子上で輝いている、入射した太陽照射を用いて電気エネルギを供給するための太陽電池として実現される。]
[0031] 図2は光を生じる領域3の実施例を示し、この実施例は、有機発光ダイオード4及び再帰反射性の膜5から成っている。OLED 4は、第1の電極層7と第2の電極層13とを有している。電極層7と同13との間には複数の層が配置されており、これらの層は、蛍光層及び/又は発光層、全空乏層、電子運搬層、及び/又は追加の電子注入層を少なくとも有する。これらの層は、およそ5 nm乃至100 nmの厚さをもつことを特徴とし、番号14を付けられている。発光層14によって発された光は3本の矢印によって示されており、これらの光は、再帰反射性の膜5を通過している。OLED 4はガラス基板15上に配置され、当該基板は、全ての光を生じる領域3に対する一種の担体として実現されている。ガラス基板15の反対側には、再帰反射性の膜5が配置されている。発光層14によって発された光が、デバイスの底部を形成するガラス基板15を通過するので、OLED 4は底部発光OLEDとして実現されている。再帰反射性の膜5は構造物を有する表面エリア16をもつことを特徴とし、当該表面エリアは透明エリア17と交互している。OLED 4によって生成された光は、透明なエリア17を経由して再帰反射性の膜5を通過する。再帰反射性の膜5の表面上で輝いている入射光は、微小構造をもつ表面エリア16で再帰反射する。入射された光の反射が矢印によって示され、これらの光は、膜5の表面に対して種々異なる角度を含んでいる。角度に応じて、再帰反射性の膜5上で輝いている入射光は、表面に対して同一の角度で、同一の方向へと膜5を去る。この効果は、キューブコーナーのアレイ6を具備している微小構造をもつ表面16によって実現される。]
[0032] 図3は、OLED及び再帰反射性の膜5を有する複合物の別の実施例を示している。本実施例では、発光層14内で生成された光は、ガラス基板15を経由して通過するのではなく、OLED 4の頂部を経由して通過しているので、OLED 4は上部発光のOLEDとして実現されている。したがって、再帰反射性の膜5は、OLED 4の頂部へ蒸着され、ガラス基板15は、全ての光を生じる領域3の底部を形成している。当該膜5は、種々異なる積層された層によって形成されることができる半透過性の箔を有する。微小構造をもつ表面16は、相互に垂直な平面を有するキャッツ・アイ面を有する。これらの平面は、種々異なる屈折率での光伝送を特徴としており、例えば、材質の移行は、人工の材料から空気への移行でもよい。図2に関する実施例でも同様に、微小構造をもつ表面16は、有機発光ダイオード4で生成された光に対して透明であるエリアとの間で交互している。]
[0033] 図4は、光を生じる領域3の別の実施例を示し、前記光を生じる領域3は、有機発光ダイオード4と、再帰反射性の膜5とを有する。再帰反射性の膜5は半透過性の箔を有し、当該箔はOLED 4上へ積層されている。前記箔内には微小粒子又は微小球体が挿入されており、これらの微小物によって、反射効果が実現される。微小粒子を有するこの半透過性の箔内には、反射効果を強化するために、微小構造をもつ表面16が挿入されている。半透過箔の材料は、OLED 4に対しては透明であることが可能で、光を生じる領域3上で輝いている光を反射することにも適している。]
[0034] 図5では、光を生じる領域3の別の実施例が、示されており、この実施例は、OLED 4と膜5とを有し、当該膜5が天井層18であることを特徴とする。本実施例では、半透過性の箔が、天井デバイスとして用いられており、膜5の他の層は、再帰反射性効果を供するために、微小粒子を有する半透過箔にて実現されている。
本発明が、上で説明された実施例によって限定されることはなく、上記の実施例は、例として表されているに過ぎない。これらの実施例は、添付された特許請求項によって規定される保護の範囲内で、さまざまな態様で修正されることができる。したがって、本発明は、種々異なる種類の有機発光ダイオード4及び膜5を有する、光を生じる領域3の種々異なる実施例を組み合わせることによっても適用可能である。上部発光のOLED及び下部発光のOLEDを含む、各々の種類のOLED 4は、微小構造をもつ表面16のみの膜、又は微小粒子を有する半透過性の箔のみを有する膜等、各々の種類の膜5と組み合わせられることができる。また、半透過性の箔を有する微小球体の、微小構造をもつ表面16との組合せが、本発明の範囲内で、各々異なるOLED 4と組み合わせられることが可能である。]
[0035] 1反射器付きの支柱
2 本体部
3 光を生じる領域
4有機発光ダイオード
5再帰反射性の膜
6キューブコーナーのアレイ
7電極層
8電気蓄積デバイス
9光発電装置
10制御ユニット
11近接センサ
12通信デバイス
13 電極層
14発光層
15ガラス基板
16微小構造をもつ表面
17 透明なエリア
18封印層]
权利要求:

請求項1
道路標識として、道路境界として、表示支柱として、又は道路、若しくは歩行者の通行に関連する同様のアプリケーション用として使われるのに適切である、少なくとも1つの光を生じる領域をもつ本体部を有する、反射器付きの支柱であって、前記光を生じる領域が有機発光ダイオード(OLED)を有することを特徴とする、反射器付きの支柱。
請求項2
前記OLEDが、OLEDと再帰反射性の膜とを有する再帰反射性のOLEDの複合物として実現されることを特徴とする、請求項1に記載の反射器付きの支柱。
請求項3
前記再帰反射性のOLEDが特定の色をもち、当該OLEDによって発された色が前記再帰反射性の膜によって反射される色と一致することを特徴とする、請求項2に記載の反射器付きの支柱。
請求項4
前記膜が前記OLEDに隣接して平行に配置され、当該膜は半透過性の特性をもつことを特徴とする、請求項2又は3に記載の反射器付きの支柱。
請求項5
前記OLEDが、当該OLEDによって生成された光を発する、光の出射側をもち、前記再帰反射性の膜が、前記OLEDの前記出射側上へ積層されていることを特徴とする、請求項4に記載の反射器付きの支柱。
請求項6
前記再帰反射性の膜が、微小構造を有する表面をもち、当該表面がキューブコーナーのアレイを形成していることを特徴とする、請求項2乃至5の何れか一項に記載の反射器付きの支柱。
請求項7
前記OLEDによって発された光の透過を可能にするために、前記微小構造をもつ表面が、前記再帰反射性の膜に部分的に形成され、透明なエリアと交互していることを特徴とする、請求項2乃至6の何れか一項に記載の反射器付きの支柱。
請求項8
前記再帰反射性の膜が、微小球体及び/又は微小構造をもつ要素を有することを特徴とする、請求項2乃至7の何れか一項に記載の反射器付きの支柱。
請求項9
独立した再帰反射性の性質を供するため、又は少なくとも前記膜の再帰反射特性を支援するために、前記OLEDの出射側が、高い反射率の面をもつ電極層によって実現されていることを特徴とする、請求項2乃至8の何れか一項に記載の反射器付きの支柱。
請求項10
前記本体部が、電力を前記OLEDに供給するために、電気蓄積デバイスを含んでいることを特徴とする、請求項1乃至9の何れか一項に記載の反射器付きの支柱。
請求項11
前記電気蓄積デバイスが、バッテリ、アキュムレータ、及び/又はコンデンサとして実現されることを特徴とする、請求項10に記載の反射器付きの支柱。
請求項12
前記電気蓄積デバイスを充電するためのエネルギ源を供するために、光発電装置又は風力タービンが前記本体部に用いられることを特徴とする、請求項10又は11の何れか一項に記載の反射器付きの支柱。
請求項13
少なくとも前記電気蓄積デバイスの充電を制御し、及び/又は発された光の、少なくとも明るさ若しくは色を調節するよう、前記OLEDへのパワーの供給を制御するために、前記本体部内に制御ユニットを含むことを特徴とする、請求項10乃至12の何れか一項に記載の反射器付きの支柱。
請求項14
例えば、接近してくる車両、及び/又は接近してくる歩行者を検知するために、前記本体部が近接センサを含むことを特徴とする、請求項1乃至13の何れか一項に記載の反射器付きの支柱。
請求項15
他の反射器付きの支柱、車両、歩行者、又は外部のサービス装置への通信のために、前記本体部が、少なくとも1つの通信デバイス、特にRFID-通信デバイス、又はZIGBEEデバイスをもっていることを特徴とする、請求項1乃至14の何れか一項に記載の反射器付きの支柱。
請求項16
制御ユニットが、暗い時にのみ前記OLEDを活性化するために、日中又は夜間を検知するための光センサをもつことを特徴とする、請求項1乃至15の何れか一項に記載の反射器付きの支柱。
請求項17
前記OLEDが、双色又は多色のOLEDとして実現され、当該OLEDが一方の側で少なくとも第1の色を発光し、反対側で少なくとも第2の色を発光することを特徴とする、請求項1乃至16の何れか一項に記載の反射器付きの支柱。
請求項18
制御ユニットが、トラフィックの混雑の検知、及びトラフィックの混雑を警告するOLEDをもっており、当該トラフィックの混雑を警告するOLEDが、トラフィックの混雑の場合にアクティブにされることを特徴とする、請求項1乃至17の何れか一項に記載の反射器付きの支柱。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
US9905709B2|2018-02-27|Photovoltaic cell device with switchable lighting/reflection
KR100466500B1|2005-01-14|발광블록
US10400978B2|2019-09-03|Photoluminescent lighting apparatus for vehicles
EP1512583B2|2014-03-05|License plate for back illumination and method for making same
US7794125B2|2010-09-14|Luminous element comprising at least one substrate and a light-emitting coating
US5580156A|1996-12-03|Marker apparatus
EP1740413B1|2010-12-08|Vehicle glazing
US20020159245A1|2002-10-31|Integrated illumination system
EP2187111B1|2016-07-20|LED Signal Light
KR100922772B1|2009-10-21|솔라 조명 타일
US5122939A|1992-06-16|Safety lighting and reflector system
US20050046595A1|2005-03-03|Solar powered sign annunciator
JP2568983B2|1997-01-08|背面入射光方式による高輝度図柄発光表示装置
CN100513863C|2009-07-15|利用发光二极管的发光装置
JP5840145B2|2016-01-06|面光源を有する自動車用投光装置
US4993868A|1991-02-19|Continuous prefabricated road-marking tape with composite structure and passive and active optical effect completely independent from outside investment and external energy source
JPH11175007A|1999-07-02|自発光可能な再帰性反射シートおよびその製造方法
US9399844B1|2016-07-26|Pavement marker modules
US10253468B1|2019-04-09|Pavement marker modules
WO2004034357A1|2004-04-22|再帰反射性表示装置
WO2011002159A2|2011-01-06|광섬유를 이용한 도로표지병
JPH10143098A|1998-05-29|自発光可能な再帰性反射シートおよび反射性標識
JP2007504377A|2007-03-01|路面標示システム
WO2001016430A1|2001-03-08|Dispositif emetteur de lumiere plane et guide emetteur de lumiere
EP2407347A1|2012-01-18|Anzeige im Spiegelglas und Verfahren zur Herstellung
同族专利:
公开号 | 公开日
WO2009087513A1|2009-07-16|
CN101910520A|2010-12-08|
RU2495186C2|2013-10-10|
KR101588034B1|2016-01-25|
EP2231930A1|2010-09-29|
EP2231930B1|2014-02-26|
KR20100112152A|2010-10-18|
TW200942664A|2009-10-16|
US20100277344A1|2010-11-04|
RU2010132690A|2012-02-10|
US8593303B2|2013-11-26|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
JPS6436881U|1987-08-31|1989-03-06|||
JPH04268594A|1991-02-24|1992-09-24|Kenji Furuhashi|Marker lamp utilizing recurrent reflector|
JPH08151610A|1994-09-27|1996-06-11|Koito Mfg Co Ltd|標識装置およびその雪よけフード|
US20050270175A1|2003-09-18|2005-12-08|Spot Devices, Inc.|Methods, systems and devices related to road mounted indicators for providing visual indications to approaching traffic|
WO2006043943A1|2004-10-18|2006-04-27|3M Innovative Properties Company|Dynamic message sign|
JP2007087159A|2005-09-22|2007-04-05|Sekisui Jushi Co Ltd|情報表示装置|JP2014084679A|2012-10-26|2014-05-12|Kowa-Sangyo Co Ltd|道路標識|
JP2017084791A|2016-11-17|2017-05-18|パイオニア株式会社|ミラー装置|US4668120A|1985-10-21|1987-05-26|Roberts John C|Solar-powered illuminated reflector|
US5074706A|1987-03-26|1991-12-24|Olympic Machines, Inc.|Raised depressible pavement marker|
DE3728949C2|1987-08-29|1995-03-23|Bayerische Motoren Werke Ag|Verkehrsinformationssystem|
US5412381A|1992-07-08|1995-05-02|Astucia-Sociedade De Desenvolvimiento De Patentes, Lda|Signalling means|
JPH11175007A|1997-11-21|1999-07-02|Minnesota Mining & Mfg Co <3M>|自発光可能な再帰性反射シートおよびその製造方法|
DE19927752A1|1999-06-17|2001-01-11|Glasow Renate|Markierungseinrichtung|
RU2158025C1|2000-03-15|2000-10-20|Закрытое акционерное общество "Интрансс"|Светофор и устройство защиты его от помех|
GB0012003D0|2000-05-19|2000-07-05|Ineos Acrylics Uk Ltd|Edge lit illumination device|
KR20020095820A|2001-06-15|2002-12-28|이상철|입사광의 입사각 및 입사방향 측정장치 및 그 방법|
NL1018430C2|2001-07-02|2003-01-08|West 6 B V|Verkeersinrichting.|
US6579035B1|2001-08-21|2003-06-17|Ted J. Watson|Traffic warning device and method of use|
EP2450870A2|2002-10-08|2012-05-09|Nippon Carbide Kogyo Kabushiki Kaisha|Retroreflective display devices|
US20040217702A1|2003-05-02|2004-11-04|Garner Sean M.|Light extraction designs for organic light emitting diodes|
KR100591477B1|2003-06-28|2006-06-21|김종균|조명장치가 마련된 도로표지판|
PL1584518T3|2004-04-07|2008-03-31|3M Innovative Properties Co|The license plate assembly containing the light source and illuminated license plate|
US7018131B2|2004-04-28|2006-03-28|Jordan Wesley B|Long life intelligent illuminated road marker|
ITVI20040192A1|2004-07-30|2004-10-30|Astron Fiamm Safety S A|Sistema integrato di sicurezza del traffico, particolarmente in condizioni di scarsa visibilita', e metodo d'uso di tale sistema|
KR101539902B1|2006-09-29|2015-07-27|오스람 오엘이디 게엠베하|유기 발광 소자 및 조명 장치|
WO2008122920A2|2007-04-04|2008-10-16|Philips Intellectual Property & Standards Gmbh|Light emitting device|
GB2452737B|2007-09-12|2011-09-14|Roger Seaman|Light emitting and/or receiving apparatus|CN101545624A|2009-05-08|2009-09-30|鲁意|照明电池|
NL1037423C2|2009-10-29|2011-05-02|Adriaan Starre|Verlichtingsmodule aangebracht op een bermpaal of als bermpaal-cover welke is voorzien van een of meerdere led lampen, reflectoren en een accu die gevoed wordt door een zonnepaneel met automatsiche schemerschakeling welke dient als energieneutrale wegsignalering tot bevordering van de verkeersveiligheid.|
TWI481768B|2011-04-15|2015-04-21||Active warning of energy - saving anti - collision isolation pile|
ITPN20110029A1|2011-04-22|2012-10-23|Tesi Srl|Sistema luminoso per la sicurezza stradale|
JP5933976B2|2012-01-10|2016-06-15|東洋ゴム工業株式会社|道路標識柱|
TW201423527A|2012-12-13|2014-06-16|Subtron Technology Co Ltd|光學觸控結構|
EP3664583A1|2013-03-18|2020-06-10|Signify Holding B.V.|Methods and apparatus for information management and control of outdoor lighting networks|
WO2014147510A1|2013-03-18|2014-09-25|Koninklijke Philips N.V.|Methods and apparatus for information management and control of outdoor lighting networks|
WO2015128192A1|2014-02-26|2015-09-03|Koninklijke Philips N.V.|Light reflectance based detection|
CN104408955A|2014-12-07|2015-03-11|蒋和平|带语音提示和路标指示的物联网通信交通灯|
法律状态:
2011-12-09| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111208 |
2012-09-07| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120906 |
2012-11-23| A601| Written request for extension of time|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20121122 |
2012-12-03| A602| Written permission of extension of time|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20121130 |
2013-03-07| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130306 |
2013-08-14| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130813 |
2013-12-07| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131206 |
2014-01-20| A911| Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20140117 |
2014-02-10| A912| Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20140207 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
[返回顶部]